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2011/08/28(Sun)

「オタクは世界中にいる!」でじたろう氏が語ったニトロプラスの海外戦略 

日本で現在、ヒットメーカーの名を欲しいままにしている印象のニトロプラスですが、美少女ゲームタイトルの英語版に加え、『魔法少女まどか☆マギカ』の北米版の製作が発表されるなど、海外でもその勢いは留まるところを知りません。

そんな中、同社の代表であるでじたろう氏が、7月にアメリカのロサンゼルスで行われたアニメエキスポに登場。現地のオタク系メディアからもインタビューを受けており、その中には、同社と海外(展開)に関する、以下のようなやりとりがありました。

20110828-1.jpg


※以下、Interview with Nitroplus President Takaki Digitarou Kosaka | Inside AX- Anime Expoより抄訳。
(太字がインタビュアーからの質問となります。)

・インタビューの前に、英語圏の美少女ゲームファンを代表して、Hirameki InternationalとJAST USAによる貴社タイトルの英語版リリースについて、ありがとうと言わせてください。

ありがとうと言いたいのは私も同じです。ニトロプラスのゲームの英語版をリリース出来て良かったです。なのでもう一度、みんな、本当にありがとう!

Before we begin the interview, on behalf of all the English-speaking bishoujo fans out there, we would like to thank you for localizing your titles into English with Hirameki International and JAST USA.

I’m the one that wants to say thank you. I feel fortunate to be able to publish English versions of Nitroplus games. So, again, “Thank you, everyone!”




・なぜニトロプラスは作品の英語版の製作を決めたのでしょうか?

なぜならオタクは世界中、どこにでもいるからです!我々が最初に製作した英語版の作品は、ニトロプラスのデビュー作でもある『PHANTOM OF INFERNO』で、今から8年前にアメリカで発売となりました。我々が英語版を製作したのは、多くの人に我々の自信作をプレイして欲しかったからです。ところが、英語版の開発コストは予想よりも高くついた上、我々への負担も大きかったのです。それが、我々がいったん更なる英語版作品の製作を中止した理由です。しかし、いろいろな国のたくさんの方々が、我々の作品の英語版を望んだので、今年の5月にJAST USAより『斬魔大聖デモンベイン』の英語版をリリースする事ができました。

Why did Nitroplus decide to create English versions of your games?

Because otaku exist out there, everywhere! The first English version game we created was PHANTOM OF INFERNO, which was the debut game of Nitroplus. It was on sale in America eight years ago.We created the English version because we wanted many people to play the games that we proudly created. However, developing the English version cost more than we expected, and it put a lot of strain on us back then. That’s why we put the development of more English versions on hold. But many people from many countries said they wanted English versions of our games, and finally the English version of Deus Machina Demonbane was published by JAST USA in May this year.




・ようやく欧米でもビジュアルノベルに目が向けられつつありますが、アニメやマンガほどポピュラーではありません。欧米でビジュアルノベルが成功を納める上での鍵は何であると思いますか?

より多くの感情表現が一つの鍵であると考えます。我々の最新作『ソニコミ』(ニトロプラスのマスコットキャラクターであるそに子が主役の作品)では、リアルタイム3Dポリゴンを用いることにより、キャラクターの動きや感情表現がこれまでにないほど豊かになっています。また、プラットフォームも、PCやゲーム機だけでなくウェブブラウザ、iPhoneやAndroidのようなスマートフォンにまで拡大しているため、より多くの方々にゲームをプレイしてもらえるようになるでしょう。

Although visual novels have finally begun to pick up some steam in America an Europe, they’re not quite as popular as anime and manga. What do you think is the biggest challenge for visual novels to be successful in the America and Europe?

I think that one challenge is to provide more emotional content. In our newest game “Sonicomi” (featuring Nitroplus mascot Super Sonico), the actions and emotional expressions of the characters are richer than ever before, because we’re expressing them in 3D by real time polygon. Also, by expanding the platform not only on PC and game consoles but also on web browsers and smart phones like iPhone and Android, the games can be played by more people.




・JAST USAはニトロプラスの3作品:『沙耶の唄』『続殺戮のジャンゴ』『スマガ』の英語版をアナウンスしました。(訳註:正確にはこれらに『刃鳴散らす』と『鬼哭街』を加えた5作品が3回に分けてリリースされる予定。)数あるニトロプラス作品の中で、なぜこれらの作品がアメリカのファンにニトロプラスを知ってもらうためにはベストな選択であると考えたのでしょうか?

『沙耶の唄』はニトロプラスの最も有名な作品の一つで、『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本を担当した虚淵玄の代表作の一つでもあります。『続殺戮のジャンゴ』も虚淵の作品で、「マカロニ・ウェスタン」的な内容はアメリカの方々にも親しみ易いのではないかと思っています。『スマガ』はニトロプラスの若手によるポップで斬新な作品で、我々としては、ニトロプラスはこういう作品も作るのだということを知って頂きたいと思います。

JAST USA just announced three upcoming English-language Nitroplus adaptations: Song of Saya (Saya no Uta), Django! (Zoku Satsuriku no Django), and Star Mine Girl (SUMAGA). Out of all the Nitroplus titles, why are these games the best choice to introduce American fans to Nitroplus?

Saya no Uta is one of the most popular games in Nitroplus. It’s one of the representative works of Gen Urobuchi, who did the script for the popular anime Madoka Magika. Zoku Satsuriku no Django is also a work of Urobuchi. The content is “Spaghetti Western,” so I think it’s a familiar style for American people. SUMAGA is an innovative, pop game that is made by the younger staff of Nitroplus. We want people to know that Nitroplus creates games like this, too.




・アニメエキスポでパネル講演を行った感想を教えて頂けますでしょうか。たくさんのファンがニトロプラスの作品について知っていたことに驚かれましたか?他に驚かれたことはありましたか?

朝の早い時間にもかかわらず、こんなにもたくさんのファンの方々にお越しいただけるとは思わなかったです!(訳註:でじたろう氏がゲストのパネルは午前10時開始でした。)古くは英語版ファントムの頃から、新しい方ですと『STEINS;GATE』というように、色々な層のファンの方がいらした事が本当に印象的でした。特に、日本国内でのアニメ放映終了から大して時間が立っていないのにも関わらず、『魔法少女まどか☆マギカ』は大人気のようで、アメリカのファンに広まるスピードに驚いています。
あと、アメリカのファンは日本のファンよりも行動的ですね!沢山の方々に写真やサインを求められて、少し圧倒されてしまったのですが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

What did you think about your panel at Anime Expo 2011? Were you surprised at how many people knew about Nitroplus games? Was there anything else that surprised you?

I didn’t expect so many fans to show up so early in the morning! I was really impressed to see many types of people, from older fans of the English version of Phantom to newer fans of STEINS;GATE. It seemed like Madoka Magika was especially popular  it hasn’t been very long since its broadcast ended in Japan, so I was surprised at how fast it’s created fans in America. Many people asked me for photos and autographs. I was a little blown away because they’re more aggressive than Japanese fans! But I had a really fun time.




・2011年そして2012年、今後のニトロプラスについて教えて下さい。

もちろん、さらなる新作ゲームをリリースしてゆく計画ですが、それだけでなくアニメと小説もです。詳細については引き続き、ニトロプラスの公式サイトとツイッターでアナウンスしてゆきますので、是非チェックして下さい!また、ゲームの英語版も、もっとリリースしてゆきたいと思っています。時間はかかってしまうかもしれませんが、楽しみにして待って頂ければと思います。ありがとうございました!

What’s next for Nitroplus in 2011 and 2012?

Of course, more games are planned for release, but also more anime and novels. We will continue to announce the details on Nitroplus official website and Twitter. Please check them out! Also, I would like to publish more English versions of Nitroplus games. It may take time, but please look forward to it. Thank you everyone for your support!




インタビューの中でも触れられていますが、同社は過去に『PHANTOM OF INFERNO』英語版をリリースしたものの、その時は1作品のみのリリースに終わり、再進出と同時に発表された『斬魔大聖デモンベイン』の英語版も、リリースまでにはかなりの時間がかかってしまうなど、同社の海外展開は決して順調なものではありませんでした。
それでも、2011年5月にようやく『斬魔大聖デモンベイン』英語版がリリース。そして、『魔法少女まどか☆マギカ』の北米版も発表され、秋には『沙耶の唄』(と『塵骸魔京』)のリリースを控えたこの状況での、でじたろう氏の「もっと英語版もリリースしたい」という発言は、同社の海外での飛躍を期待させる言葉として、北米のファンの心にも届いたのではないかと思います。

ちなみに、(当ブログの読者ならご存知かと思いますが、)現時点で英語版の販売が予定されている同社の作品は全て、ファン翻訳プロジェクトが存在しており、製品版にもなんらかの形で関わっているようです。最初の英語版リリースの際に問題となった製作コストの件の解決には、彼らの協力が必要だったということなのでしょうか…


彼女の全米デビューも近い?

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[ 2011/08/28 ] 美少女ゲーム(英語) | TB(0) | COMMENTs(3)| | はてなブックマーク - 「オタクは世界中にいる!」でじたろう氏が語ったニトロプラスの海外戦略



547 | うぇいとれすさん | 2011/08/30 06:42

ニトロはもう滅べば良いのに


548 | うぇいとれすさん | 2011/08/30 21:08

高く付いたのは英語化のコストだったんだろうか?マチアソビでの公演だとDVD-PGは日本語版の時点で、
高い機材言い値で買わされるわ、労力もバカにならないんでもうやらないってことになったようだが、
やっぱ複合要因なのかな?DVD-PGがダメってだけならば、同じくヒラメキで出てたEver17みたいにPCで出してただろうし。


549 | ぷらんぐり | 2011/08/30 22:20

>548
貴重な情報ありがとうございます。
確かPhantomのDVD-PGも、日本語版の後に英語版が発売となっているので、英語版リリースの中断は仰る通り、複合的な要因なのではないかと思います。

言語の変更に伴うプログラムの修正も、結構馬鹿にならないと聞きますし。


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