日本の美少女ゲームの中文版を手がける台湾の
Future-digiが、12月11日付けでEmpressの美少女ゲーム『LEWDNESS~Vita sexualis~』中文版のページを公開しました。
この『LEWDNESS』、日本での発売日は2012年6月22日。当然、(現時点で)Empressの最新作となる訳ですが、中文版ページに掲載されている画像には「予定將於2013農曆年發售!」(旧正月=2013年2月10日発売予定?)とありますので、日本での発売からわずか一年足らずと、フルプライスの美少女ゲームとしては異例の早さでの他言語版発売となりそうです。
(先日MangaGamerから発売された『処女はお姉さまに恋してる』英語版のように、そもそもライセンスの取得が日本での発売からかなり経った後(この場合は7年以上)となる作品が多い上、翻訳やゲームエンジンの互換性確保等に時間がかかるケースも少なくないため。)
ちなみに同じEmpress(聖少女)作品繋がりとしては、JAST USAより『STARLESS』英語版の発売が予定されています。
こちらの発売日はまだ未定の様ですが、
英語版発売決定のアナウンス自体は日本語版の発売から約1ヶ月後に行われていますので、同ブランドの作品に関しては比較的早く海外向けのアナウンスがなされている感じがします。
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先日
劇場版(負荷領域のデジャヴ)の公開も発表された『シュタインズゲート』(STEINS;GATE)。
その初出となるXBOX版の発売(2009年10月15日)から3年と1ヶ月の時を経た2012年11月15日、中文版『命運石之門』の台湾での発売が予定されており、それに向けてなんとオープニングテーマ『スカイクラッドの観測者』の中国語バージョンを収録したムービーが公開されています。
7/28,29の日程で台湾、台北の台湾大学総合体育館で開催されている
Fancy Frontier20に、「ゆずソフト」が初の海外出展を行なっています。
このFancy Frontier、しばしば「台湾版コミケ」と称されるようなイベントで、今回(Fancy Frontier20)は前述のゆずソフトの他にもNavelとカーニバル(流通会社)が出展しており、過去には
Circusや
OVERDRIVEなど、複数の日本の美少女ゲームメーカーが登場しています。
ただやはり、「日本国内専用」の美少女ゲームをそのまま海外で販売することは出来ないようで、
ゆずソフトや
カーニバルの出展内容のページを見ても、販売物は(日本でも売られているような)グッズとなっています。
今後、(このイベントに合わせて『天空のユミナ』中文版を発売した)
Future-Digiのような企業からの中文版美少女ゲームのリリースや、
MangaGamerのような形での市場進出といった動きが見られるかどうか注目したいところですが…
…少なくとも今の時点でそういった動きが見られないという事は、イベントは違ってかなりハードルが高いという事なのかもしれません。
(あるいは、グッズがそれなりに売れてしまうので、そこまで「冒険」する気が起きないのかも…邪推ですが。)
日本の美少女ゲームの中文版を手がけている台湾の
Future-Digiが、公式掲示板にて、
中文版リリース候補作への投票を開催しているようです。
これまでは主にWill系列ブランドの作品をリリースしてきた同社も、最近では他のメーカーの作品を扱うことも多くなっており、今回は複数のブランドを対象に候補作を選ぶ形となっているようなのですが…
その中になんと、いわゆる「男の娘」専門ブランドの
「おとこの娘倶楽部」の名前が挙がっています。
Future-Digiは、いわゆる「男の娘」が登場する作品として、過去にensembleの人気作、
『花と乙女に祝福を』(及びそのファンディスク)の中文版をリリースしていますが、完全にその属性に特化した、日本人であっても容易には理解できない感じの作品タイトルをそのまま掲載して投票を募っているあたり、非常に上級者向けな雰囲気が漂っています。
(「おとこの娘」で「孕ませ」って、一体…)
投票が実施された事がそのまま中文版のリリースへと繋がるかどうかは不明ですが、この「おとこの娘倶楽部」への投票数は、今回の投票対象のブランドの中で(記事執筆時点の2012年6月2日)2番目となっており、台湾の美少女(?)ゲームユーザー恐るべしといったところです…
先月こちらの記事でお伝えしました、 『白熊鈴星群♪』こと『しろくまベルスターズ♪』(PULLTOP)の中文版が、台湾の
Future-Digiより発売となりました。※中文版タイトルは『白熊鈴響(仮)』から変更となったようです。
台湾では2011年のクリスマスに発売となったこの作品、日本語版も中文版もそれにちなんだ特別版が用意されていますので、開封と比較の模様を記事にまとめて見ました。
まずはパッケージ表。ちなみに左が中文版限定版(聖誕特典版)右が日本語版限定版(Xmas Box)となります。左の中文版は限定版にも関わらず、エロゲーパッケージの標準よりもやや小さいA5サイズ。
なお、パッケージイラストが違うように見えるのは、中文限定版にはマウスパッドが収納されているためでした。(そのせいで、18禁マークが隠れてしまっているのは良いのでしょうか…)
パッケージ裏面。こちらは完全に(?)一致。
ただ、中文版は帯を外すと実は(通常の)初回版と同一のパッケージである事が解ります。(そういえば、製作が「株式会社ウィルプラス」になっていますね。)
そして中文版の内容物一覧。
左から、タオル(31×76cm)、マウスパッド、ゲームディスク、マニュアル、アンケートハガキ、ポストカード(6枚)タオルは中文版の布物としては珍しく(?)原作イラスト仕様なのですが、マイクロファイバーでないのか、やや印刷が荒いのが残念です。
以前開封記事を掲載した『花と乙女に祝福を』の豪華版(NT$1500)と比べるとやや物足りないかもしれませんが…価格の差(こちらはNT$980)を考えれば、小さいパッケージに色々詰め込んだ豪華版と言えるかもしれません。
参考までに日本語版の内容物。
オリジナルはポストカードではなく少し豪華なクリスマスカード1枚。ゲームディスクは同じピクチャーレーベルですし、中文版の側には2枚組のサウンドディスクと『ゆのかにベルスターズ』は収録されていませんので、(ゲームディスク内にも見当たりませんでした。)ファンアイテムとしてはどちらも一長一短な感じがします。
なお、中文版発売元の
Future-Digiは2012年1月1日付の更新で、『花と乙女に祝福を』(ensemble)のファンディスク、『花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ』の中文版を2月に発売予定であることを発表しました。
…そうか、「ロイヤルブーケ」の訳は「皇家花束」なのか…
…今年もこんな感じで誰得な記事が続くと思いますが、新年も当ブログをよろしくお願い致します。
(関連記事)
・
中文版『花と乙女に祝福を』の豪華版を開けてみた&日本語版と比べてみた。・
『マジカライド』中文版は日本語版よりもデカかった・
『遥かに仰ぎ、麗しの』中国語版(『遙仰凰華』)開封レポート
このところ、
West Vision(系列ブランド)作品の中文版を2作続けてリリースしたり、オリジナルタイトルである
『中華萌國傳』の製作を発表していた台湾の
Future-Digiですが、約一年ぶりのPULLTOP作品となる『しろくまベルスターズ♪』中文版を告知しました。
発売は12月中旬の予定。現時点でタイトルは未定(『白熊鈴響♪(仮)』 )との事ですが、
公式ページの翻訳はほぼ終わっているようで…
きららさんの名前がこんな事に…いや、(日本語の)読みとしては間違ってはいないのですが。
ちなみに、現時点で中文版がリリースされていないPULLTOP作品は他に、『とらかぷっ!』、『PRINCESS WALTZ』、『恋神』の3本です。
※『PRINCESS WALTZ』は英語版が発売中。