Stema上では現在のところ英語と日本語のみでのリリース※予定とのことですが、言語に関する要望も含めコメント等は早くも盛り上がりを見せていますので、今後の動きにも注目したいところです。 ※『ナルキッソス』1と2自体は無料で公開されており、GreenlightにもFree To Playとして登録されている。
過去の記事で、"Higurashi When They Cry"(ゲーム『ひぐらしのなく頃に』の英語版)を販売しているMangaGamerが、この作品(と、OVERDRIVE製作のGOGONIPPON)をゲームのダウンロード販売大手SteamのGreenlight(ユーザーの支持によってSteamでのリリースが実現するコミュニティ)に提出したことをお伝えしました。
このままリリースを迎えれば、おそらくこの『ひぐらしのなく頃に』英語版が、日本で製作されたビジュアルノベルとしては初めてSteamで販売される作品になるかと思われます。 ※もちろん、それよりも先に他のビジュアルノベルがGreenLightを経由せずにリリースされる可能性はあるのですが。 (ちなみに、日本国外のビジュアルノベルについては、以前紹介したAnalogue: A Hate Storyという作品などがあります。)
"Higurashi When They Cry"がGreenlitされたことで、MangaGamerはSteamでのリリースに向けて作品をアップデートしたいと考えている。 「我々は"Higurashi"の元の翻訳が最良のものではなかったということは既に承知しています。」 VNTLSからのインタビューにこう答えたのは、MangaGamer のKouryuu氏。 「Steamでのリリースによって見込まれる販売量は、我々にその翻訳のアップデートについて検討する機会を与えてくれることを意味します。我々は現在そのような膨大な改訂が実現可能かどうかスケジュールを見渡しているところですが、この新たなリリースの機会の前に是非ともやりたいことなのです。」
After being Greenlit as part of a batch of games, MangaGamer is now looking to update the original for its Steam release. “We’ve been aware that the original translation for Higurashi was not the best it could’ve been,” Kouryuu told the VNTLS in an interview. “The potential sales a Steam release means has given us an opportunity to consider updating the translation. We’re currently looking at our schedule to see if such a vast revision is feasible, but it is something we would strongly like to do before this new release.”
...When asked about Steam being a viable option for translated visual novels, Kouryuu wrote, “I think this marks the very first step in that direction, but there’s still a long way to go before it can reliably be considered a viable option.”